「フーチもろてん!」

猜疑心旺盛で、確かな根拠が出るまで納得しない頑固な私に、4年間京都にいただけやのに関西弁ばりばりの友人が叫びながらやってきた。
それは、尖頭型水晶の振り子。ソファに横になった私の体の上をゆっくりと振り子がなぞる。
「物質的欲求はない子やなあ、かわりにハートや、感情、先見力は十分あるな」
ん?まあ、そうですけど。
「あ、あんた腎臓悪いやろ!」
え!そう。私は抜群にむくみ体質なんです。確かに腎臓疾患歴が長いんです!
体をのけぞって見ると、腎臓の上にある振り子が恐ろしいほどの勢いでぐるんぐるん回っている。
右回りはOKという意味。心臓や眉間の上で回っているのは、共感(ハート)や先見力に優れているから。
反対に、左回りはNGの意味。だから、腎臓で大幅に回っているのは危険信号なのだそう。
もちろん、ポイントでない部位では無反応。
当たってる!
昔は、物質本位の時代だった、これからは目に見えないものが大切にされる時代になる。
今はちょうどその中間で、本物と偽物が入り混じった時代だとどこかで聞いた。
現に、伸びている企業のトップにたつ人の多くは、早いうちからヒーラーと呼ばれるブレーンを持っている。船井幸雄さんの著書からもわかる。
就職した先で歩合制でもないのに夢を追って時間と体力を捧げていたことからも、自分にはあまり物質的欲求がないのだと気づいていた。
次世代が早く来ないかなあ。